519 名前:ある日の殊能日記

○月×日
小腹が空いたというので、今日、蘇部君におろし蕎麦を作ってあげた。
不味くて高いチェーンの蕎麦は食べて欲しくない。
途中、手が滑って大根おろしを汚してしまった。迷ったけれど、そのままのせて出したら
蘇部君は「紅葉おろし?秋だね〜」と喜んで平らげてくれた。
僕の失態を秋の風物に例えてカバーしてくれる蘇部君は本当に優しい男だと思う。

追記:「紅葉おろし」という言葉を蘇部君が知っていた事にちょっと驚いた僕は心の何処かで彼を軽視しているのだろうか・・・。
僕はそんな自分が少し汚く見えた。
********************
○月▲日
蘇部君といると、とんかつの話に花が咲く。おかげで自然と僕はとんかくの造詣が深くなる。
お礼に関西名物「ビフカツ」を作ってあげた。それも薄い肉ではなく、ドカンとボリュームのある肉でだ。
蘇部君はびっくりして「すてきなカツ!」ときゃあきゃあはしゃいだので、ハッとした。
確かに僕はこのカツに牛のステーキ肉を使用していたのだ。
オヤジギャグを使って僕のレシピを見破るとはやっぱり蘇部君は侮れない。
*********************

520 名前:ある日の殊能日記

○月☆日
料理エッセイストの玉村豊男先生が
「どんな個性的な素材や調味料で調理しても最後にカレーを入れるとその料理はカレー以外のなにものでもなくなる」
と、書いていた。前日のステーキギャグに心を動かされた僕も大分蘇部君に感化されているのかもしれない。
蘇部君はカレーのような人だと思った。
*********************
○月◎日
舞城君は蘇部君に「鼻クソご飯」を食べさせるつもりらしい。
彼は料理に興味はないと思っていたのに意外だ。
あまりセンスのいい料理とは思えないが、蘇部君は彼の料理と僕の料理とどちらが好みなのだろう。
僕はちょっと不安になる・・・
*********************
○月▽日
もみじおろしとステキなカツの話をしたら舞城君が
「ヤツにミスをカバーしたり、調理法を理解する智恵があるかボケ、血染めのオロシはほんとにモミジオロシと思っただけであり、ステキなカツはほんとにイカしたカツだと思って喜んだだけだ」と言った。
すかさず蘇部君が「イカカツじゃないよ、ビフカツだよーん」と言ったら舞城君に顔面キックを入れられていた。
どうして彼はああ乱暴なのだろう。蘇部君は間違った事は言っていない。
イカを使ったらカツじゃなくてイカフライになるのだから。
舞城君はときどき見せる蘇部君の鋭い慧眼に少し嫉妬しているのかもしれない。
521 名前:名無しのオプ
>すかさず蘇部君が「イカカツじゃないよ、ビフカツだよーん」と言ったら舞城君に顔面キックを入れられていた。

牛乳を噴き出してしまったじゃないか!

524 名前:名無しのオプ
>520
深読み殊能に藁た。
実は舞城が一番常識的なんだなあ……。
ていうかこのスレ、ある意味壮大な801ストーリーだな。

525 名前:名無しのオプ
>524
801ではない。男と男の、熱い友愛の物語だ。

528 名前:名無しのオプ
>>525
禿同!

529 名前:名無しのオプ
>>525
高里「ふふふ、わかってないわね。それもヤヲイの一種よ!」

530 名前:名無しのオプ
舞城かわいそすぎ…

531 名前:名無しのオプ
蘇部かわいすぎ…

535 名前:名無しのオプ
「あさぐれ」ではなかったけ?

536 名前:名無しのオプ
ま、舞城…(泣

537 名前:名無しのオプ
実はこのスレには


のメフィスト賞作家が一人書いています

538 名前:名無しのオプ
バレましたか?(笑)

539 名前:名無しのオプ
あれ、君もか?

540 名前:名無しのオプ
僕だけだと思ったんだけどな…

541 名前:名無しのオプ
実はこのスレには


のメフィスト賞作家が二十六人書いています

532 名前:ある日の殊能日記

○月◇日
教室の扉を開けると蘇部君がクラスメートに「だーれだ」をしていた。
分け隔てのない彼は相手選ばずの遊び方で時にその身を危険に晒す事がある。
新堂君にはうるさそうに煙草の火を押し付けられ、古処君と中島君には「だ」の段階で拳の返答を見舞われ浦賀君には無言で肉切り包丁を振り回されていた。
さすがに女性の高里さんには遠慮したようだが、心なしか高里さんは残念そうに見えた。
それにしても皆、もう少し彼につきあってあげればいいものを。
遊びの醍醐味はお約束に乗っかる事にある。あれでは実も蓋も無いではないか。
そう考えているとふわっと目の前が暗くなった。
「だーれだ」その声は少しかすれていて、目を覆う手は微かに震えていた。
きっと遊びに興奮しているのだろう。僕は微笑ましくなった。
「うーん、石崎君かな?」
「えーと、黒田君?それとも浅田君?あ、もしかして氷川君かな?」
ちょっとしたサービスのつもりで僕はわざと間違える。
「わかった、蘇部君だね?」やっとそう答えて振り向くとそこには誰もいなかった。
ただ熊のぬいぐるみだけがポツンと落ちていた。すばやく廊下に出ていったのかもしれない。
見ると蘇部君は古泉君に「だーれだ」をしようかどうしようか迷っているところだった。
もうあんなところにいるなんて、彼は案外身のこなしが軽いんだなと感心していると京極先生が教室にやってきて
「今、舞城君が泣きながらバットで校舎のガラスを割って回っています。何があったんですか?」と言った。
舞城君は悪い奴ではないのだけれど、時々予想を超えた衝動に駆られる行為をするので困ったものだ。
その後、僕たち生徒は散乱したガラスの破片の後片付けにかり出された。
533 名前:532

浅倉くん、わざとじゃなんだ。ごめんよ by殊能
534 名前:浅暮

>>533
わざとなのかわざとじゃないのかはっきりしる! byあさくら
542 名前:あるひのそぶにっき

×月○日
まいじょうくんやしゅのうくんをみならってぼくもにっきをつけようかとおもう。
**********************
×月▽日
せっかくにっきをはじめたけれどなにをかいていいのかわからない。しゅのうくんにそうだんするとそのひおもったことをかけばいいんだとおしえてくれた。でもぼくわわすれっぽいのでちゃんとにっきができるかしんぱいだ。
**********************
×月●日
にっきをみせたらしゅのうくんが「「あるじゃーのんにはなたばを」みたいだね」といった。かしこいしゅのうくんのいうことだからきっとほめてくれているんだとおもう。
**********************
×月◎日
まいじょうくんにもにっきをみせたら「かんじへんかんぐらいできるようにしとけぼけ」といわれた。どおりでひらがなしかうてないとおもった。
**********************
×月◇日
矢っと幹事返還がで切るよう担った。も馬い嬢くんに場加にされ内ぞ。大腿 毎嬢くんは墨を婆加に死杉る。墨だって矢ればで切るんだ。法螺ちょっと監事になっ多田けでグっと墨の分賞も歌詞濃く見栄る。
**********************
×月×日
股、種脳くんと毎嬢くんに日気を店る。種脳くんは「こっ照る根」といった。毎嬢くんは「噸血杭図のつも理科」といった。
**********************
×月▽日
せっかくはじめたにっきだけどやっぱりぼくにはむいていないとおもう。なにしろじをうつのにじかんがかかりすぎてうってるうちにかこうとしていたことをわすれてしまうのだ。しかもあとからよみかえしてもなにがかいてあるのかさっぱりわからないのだ・・・
543 名前:名無しのオプ
>>542
マジでチャーリーみたいだよ蘇部…(TДT)

544 名前:名無しのオプ
>>542
誤変換乙。ワラタ
つうか蘇部って作家じゃなかったのか?(w

545 名前:名無しのオプ
神の集うスレはここでつか?(w

548 名前:名無しのオプ
>>542
なんか、清水義範の「ワープロ爺さん」を思い出した。
にしても“噸血杭図”って何?マジでわからん。

550 名前:名無しのオプ
>548
やぼだけど横レス。
トンチクイズ?

553 名前:名無しのオプ
「ワープロ爺さん」『ブードゥー・チャイルド』『アトポス』(だったか『眩暈』だったか島荘の分厚いの)を踏まえた傑作

554 名前:ほんじつのそぶにっき

しゅのうくんはえすえふがすきだねといったらしゅのうくんはにこにこしてぼくにおにぎりをくれた。

まいじょうくんはえすえむがすきだねといったらまいじょうくんはふつうのかおでぼくのあごににぎりこぶしをくれた。

えもかいてみたんだ
555 名前:ほんじつのそぶにっき2

さいきんさとうくんがよくぼくをにらみつけているみたい。
でもぼくはにらめっこならまけないぞ。さとうくんをわらわせてやるんだ。あっぷっぷーーーだ。
でもさとうくんもまけずにめをむいてはぎしりしたかおおしたのでぼくはわらってしまった。
さとうくんはほんとうににらめっこがつよいなあとおもった。そのあとさとうくんはぼくをじゅっかいもなぐった。
きっとにらめっこにまけたからばつげーむなんだ。でもとてもいたかったのでこんどはきっとまけないようにしようとおもう。
556 名前:本日の殊能日記

今日、蘇部君が頭にたんこぶをこしらえていたのでどうしたのと聞くと佐藤君になぐられたとニコニコして言ったので、僕の心はちくんと痛む。
なぜなら僕にはこんな風に蘇部君に接する事ができないからだ。
舞城君も古処君も時々こうやって蘇部君を可愛がっているのをよく見掛ける。
佐藤君もだんだん蘇部君が可愛く思えてきたのだろうか。
スキンシップは愛情と信頼関係を生む第一歩だ。
きっと僕はみんなのように愛情深くない人間なのだ・・・
558 名前:名無しのオプ
最近ちょっと・・・ヤバくないか?
メフィストで連載しても可笑しくないレベルにまで・・・。

559 名前:名無しのオプ
ちゃんと作品に仕上がってるもんな。
そのうちどっかでパクられたりして
って558はメル欄になんてかいたの?文字化け?

560 名前:558
すいやせん、文字化けっす。
島荘の「眩暈」みたいになってるな・・・。

564 名前:名無しのオプ
リアル殊能の主婦w日記もいいが、ここの殊脳の日記も中々…

557 名前:本日の舞城日記

今日蘇部の野郎が相変わらずボケたことぬかして人の事SMマニアのようにいいやがるから俺は遠慮なくしつける。
そんでその後なまいきにも佐藤とガンとばしあって殴られてたのでいい気味だと思っていたらヘラヘラ笑ってやがる。
ダメだこいつは。全然懲りてねえ。殊能のほうを見ると悲しそうな顔をしていたので更に面白くないから後でもう一発殴ってやる事に決める。
565 名前:名無しのオプ

しゅのきゅー*ー〜殊能×蘇部の三分クッキング〜そぶきゅー*ー

例の音楽スタート♪
殊能「はい、三分クッキングの時間です。講師の私、殊能と」
蘇部「アシスタントの蘇部です♪」
殊能「じゃあさくさく行こうか。今日は『味付けの“さしすせそ”』をレクチャーするよ。じゃあテキスト開いて」
蘇部「テキスト『殊能将之から愛を込めて―100のレシピ―』22P ですね〜」
殊能「はい。ではさっそく、味付けの“さ”、まずは砂糖です。この砂糖は香川県の和三盆糖、高級な和菓子なんかにも使われる素晴らしい一品です」
蘇部「すご〜い!」
殊能「次は“し”、塩ですね。これは全工程を手作業で作った天然塩だよ」
蘇部「ミネラルたっぷり! 次は“す”、これはそのまんまお酢のことですね」
殊能「そのとおり。鹿児島の黒酢だ。そしてお次は“せ”、しょう油。旧かな遣いでは“せう”で“しょう”って読むからね」
蘇部「最後は“そ”、味噌の“そ”ですね!」
殊能「う〜ん、惜しい。半分正解だ」
蘇部「え〜、半分?」
殊能「そう、残りの半分は、君だよ。“ソ”ブ君。君と一緒に料理をして、そして一緒に食べたらきっとずっと美味しくなるさ」
蘇部「殊能君!」

高里「ハァハァ そしてかたく抱き合う二人……」
 もはやどこからどこまでが高里によるメタ世界なのか?――

566 名前:名無しのオプ

まいじょう・べい*ー〜舞城×蘇部のデス・三分クッキング〜 まいじょう・べい*ー

BGMベートーベン「運命」
舞城「前置きなんかどうでもええわ、おいこら蘇部、なにを殊能とちゃらけてんのじゃボケ。俺がお前らにほんもん(本物)の料理っちゅうもんを教えたるからよう見とけよこら。『料理の“さしすせそ”』じゃ!」
蘇部「ガタガタブルブル わ、わかったよ、お願いします」
舞城「おっしゃ、まずは“さ”、おら砂糖とちゃうぞ、下げるな語尾を上げろ」
蘇部「語尾を上げるって、さとう↑」
舞城「そうじゃ、おら佐藤こっち来いこら!」
佐藤「な、なんだよ舞城クン……」
舞城「このメシの上にお前の鼻の中身をぶちまけろ!」
佐藤「な、なんでそんなことを!? ってぐわっ!」
舞城「ええから早よせいやこら、もう一発殴られたいんか!」
佐藤「うう、なんで僕がこんな……ほじほじ」
舞城「次はおら、“し”新堂――は置いとこ、殊能、もスルーじゃ、あん佐藤、なんか文句でもあるんかこら? ないやろ、よっしゃ次は“す”って、おいなんで“す”の作家がおらんのじゃ佐藤」
佐藤「僕に文句言われても……」
舞城「まあええわ、よし、次は“せ”、おい佐藤、ちょっとあのアホを連れてこい、速攻でな」
佐藤「え、あのアホって、まさか清涼院クン?」
舞城「他にどのアホがいてるっていうねん」
清涼院「セイリョーーーイーーーィン!」
佐藤「あ、いっちゃった」
蘇部「すごいや、ロンゲが地面と平行だよ、きっと弾丸よりも速く走れるんだ」
舞城「もうええわ。仕上げの“そ”じゃ。おい蘇部!」
蘇部「ギクリ なんか嫌な予感がするんだけど」
舞城「おら歯ぁ食いしばらんかい、ゴラァ!」
蘇部「ぶはぁっ!!」
佐藤「ああっ、蘇部先輩の鼻血がご飯に真赤なソースを!」
舞城「これが『鼻クソご飯』じゃ! さて、殊能あたりに味見させてやりたいとこやけど、おい佐藤、この至高の料理をお前に食わせたる」
佐藤「い、いらねーよ、こんなはんかくさいもん、誰が食うか! ぐはっ!」
舞城「ごたごた言わんと早よ食えやこら」
佐藤「むががが〜〜〜げほげほ」

584 名前:名無しのオプ
>>566
禿藁

最後で佐藤が訛りを出してるのもいい(w

567 名前:名無しのオプ

100m走の後、蘇部は佐藤は保健室に運ばれていた。
眠る蘇部の耳に、自前のメモ帳を手にした高里が何かを囁いている。
その囁きは隣のベッドにいる佐藤にもきれぎれに聴こえてくる。
二人は先ほど高田に「麻酔代わりだよ」と謎の薬を飲まされていた。
お陰で傷の痛みは忘れたが、高里の朗読との相乗効果で、蘇部は楽しく、佐藤はうなされながらトリップしていた。

蘇部「ふふっ。殊脳君たら、ふざけないでよう……」
佐藤「ひぃぃ。舞城君、もう許してくれえぇぇ……」

二人の様子を満足そうに見つめていた高里は、時計を目にして立ち上がった。
高里「あっ。そろそろ浦賀君vs氷川君が始まるわね。異色のカップリングだけど、私の手にかかってヤオイにならないものはないわ! 見に行こうっと!」

588 名前:名無しのオプ
>>566-567
ワロタ。高里は佐藤に何か恨みでもあるのか?
568 名前:名無しのオプ

〜舞城×殊能のサイレント・三分クッキング〜

BGM「もののけ姫」
殊能「今更料理のさしすせそもないだろうから省略するよ」
舞城「ん・・・・・」
殊能が黙々と福井の郷土料理を数品作って撤収。

注:郷土料理メニュー。おろしそば、沢庵煮、温泉カレイ

569 名前:名無しのオプ
>568 
殊能の前では大人しくなる舞城に萌え!!
570 名前:殊能日記

他の皆に後れをとるまじと更なる親近の情を示すべく今日、僕は蘇部くんをぶってしまった。
蘇部くんはきょとんとしていた。教室のざわめきが一瞬静まり返った。
しまった、はずした!
僕はうっかりそこにいくまでのシチュエーションを作り忘れたのだ。
僕は理由なくいきなり彼を殴ってしまった事になる。
なんて事を。キャラに合わない行動は身を滅ぼす元だと常々言っていたのに(どこで言ったかは気持ちが動転していて思い出せない)
そこで僕は事態を緩和させるべく必死の思いでつぶやいた。
「な〜んちゃって」
・・・・教室中の空気が凍り付いた。
576 名前:名無しのオプ
>>570の
(どこで言ったかは気持ちが動転していて思い出せない)ってのは土屋賢二か?
571 名前:そぶにっき

きょうぼくはなかよしのしゅのうくんにぶたれた。
きっとなんかのばつげーむだったとおもうのだけれどなんのあそびでぶたれたのかぼくはぜんぜんわからなかった。
ぼくがびっくりしたのでしゅのうくんもびっくりしてそれでほかのみんなもびっくりしていた。
どうしよう。ぼくがどんかんだからもうしゅのうくんはなかよくしてくれないかもしれない。
そのあとしゅのうくんは「なーんちゃって」といったようだけれどそのるーるもしらなかったからきっとつまんないやつだとおもわれたとおもう。
575 名前:名無しのオプ
ここの職人は男なのか?
よくこんな見事な801ストーリーが書けるなあ。
オモロイからいいけど。

577 名前:名無しのオプ
801ストーリーとして読めてしまうのは、きっと頭の中に高里が忍び込んでいるからです。

今更だけど567のセリフ凄いな。
>私の手にかかってヤオイにならないものはない

586 名前:名無しのオプ
>>572
>ちくしょうなんで俺はこの展開に無関係なんだイライライラ。
リアルに可笑しい!

蘇部 587 名前:586
あれ?「蘇部」のひとことが残ってしまった。スマソ
いや なんかいじらしいといおうとしてやめただけっす。

572 名前:舞城日記

あいつら、またしても何かのブームにハマっているようだ。今度はなんだ、「どうせ私なんてこの家の本当の子じゃないのよ!」「いいかげんにしないか道子!」パチン!てなとこですか?
それにしても殊能はこれまた見事な猫パンチで殴られた蘇部も殴られたんだかなでられたんだか区別のつかねえカオしてやがった。
それともこれはマジいさかいか?それならそれで話は別だ。ちくしょうなんで俺はこの展開に無関係なんだイライライラ。
573 名前:名無しのオプ

黒田「・・・なんか蘇部と殊能が気まずくなってるみたいだな」
浅暮「ああ。しかもそれぞれ全然違う思惑で気まずくなってるみたいで、無駄な気まずさな気がするんだが」
氷川「それにしても殊能の「な〜んちゃって」はまずいだろう。石崎じゃないんだから」
石崎「殊能にオヤジ部門にまで進出してこられると困るんだよな。っておい」
高田「それにしても全然関係ないところで悶絶してる舞城はなんなんだ」
西尾「もう破損物の後始末はいやですよ」
578 名前:名無しのオプ

蘇部「舞城君、僕舞城君の新刊読んだよ」
舞城「そ、そうか。どやった」
蘇部「装丁がとっても可愛くってよかったよ〜。フカフカの熊さん、わーい」
舞城「そ、そうか。気に入ったんなら…よかったな」

高里「……はっ!舞城君はもしかして蘇部君の好みに合わせてあの装丁を!?」
中島「って、蘇部の好みってあんなのなのか!?」

579 名前:名無しのオプ

殊能「……ねえ、蘇部君。蘇部君はどんな装丁が好きなのかな?」
蘇部「うーんと、うーんと…あっ、西澤先生のチョーモンインシリーズの表紙とか可愛くて好きだよお」
殊能「ふーん……(僕の次回作の表紙イラストも水玉さんに頼もうかな…)」
580 名前:名無しのオプ

霧舎「それじゃあ蘇部君、僕のこと好きだろう(自信満々)」
蘇部「…………あれはチョット…………」
西尾「ねえねえ、じゃあ僕は僕はっ?」

森 「蘇部君……みんなの心をつかんで何を企んでいるんですか?(嫉妬)」

581 名前:名無しのオプ

倉知「おやあ、今日の欠席は殊能くん一人かな?珍しいなあ。誰か理由を知ってる人は?」
一同「(ヒソヒソ)やっぱきのうのあれだよな(ヒソヒソヒソ)」
倉知「悩み多き青春は美しいが普段しっかりしてる子の方がもろいからちょっと先生心配だなあ」
舞城「どき!」
倉知「思い悩んでまさかの行動にでないといいがなあ。」
舞城「どきんどきんどきん!」
石崎「て、先生あんまり心配そうにみえないよな」
高田「んだんだ あれでも教師か」

その時すっとんきょうな声が教室の後方であがった。
蘇部「あれえ?殊能くん、お休みなの、どっか悪いのかなー?」
一同「・・・・鳥頭・・・・」
森「舞城くん、さすがに授業中は暴力行為はまずいよ、やめたまえ」

と・り・あ・た・ま
583 名前:名無しのオプ
突然思い出したが、森(現実)と殊能(現実)って同じN大の先輩後輩だな。
工学部で院まで行ったのと、理学部中退。
589 名前:名無しのオプ

殊能日記

授業をサボることは別に構わないのだが、人と顔を合わせたくないという理由で欠席するとは情けない。
ああだこうだとマイナス思考に取り付かれているところに蘇部君が(なぜか舞城君も)お見舞いに来てくれた。
昨日の事が思い出され、顔が熱くなってしまったが、蘇部君は全く気にしていないふうに振る舞ってくれた。
醜態をさらした僕への優しい心遣いなのだろう。
舞城君はソワソワと落ち着かず、僕の部屋をキョロキョロ見回していた。
きっと彼にとっては色気もなにもない僕の部屋は居心地が悪いのかもしれない。
しゃべりつかれて居眠りをはじめた蘇部君を舞城くんがひきづるようにして帰っていった。
二人は最近とても仲がいいようだ・・・

590 名前:名無しのオプ

殊能日記

PS.彼らが帰ったあと、ふと枕元を見てみると、ちょこんと熊のぬいぐるみが置かれてあった。

591 名前:名無しのオプ

殊能「可愛いぬいぐるみだなあ。きっと蘇部君が持ってきてくれたんだね」
てことになりそうだな。うう、舞城……(つД`)

ところで運動会の続きはどうなったの?

592 名前:名無しのオプ

舞城心の叫び

「俺やってスペインオムレツぐらい作れるんやってーーーーー!」

PS.「しかもヘルシーに油抜きなんやってのーーーーー!」

640 名前:名無しのオプ

倉知先生「舞城くん、屈折と嗜虐があまりに痛々しいと、私と同じ非常勤の北村先生が心配しているよ」
舞城「ふん、ほっといてくれや。」
倉知先生「北村先生は君の環境を変えてみてはどうかと。」
舞城「おお、ここで邪魔やいうんならどこにでもいったるわい!」
倉知先生「最近は先生もあちらこちらでお忙しく教鞭を振るっておられるが最も縁の深い東京創元学院に君を転入させてはとお考えだ」
石崎「と、東京創元学院・・・!!」
氷川「北村先生を顧問に、加納、坂木、光原を役員とするあの噂の究極の癒し系生徒会の・・・!」
黒田「なんで生徒会に顧問がいるのかわからんが、とにかくあそこに通えば誰でも『いい人』になってしまうというあの!」
浅暮「読者をして彼らの作品が好きだという人は「いい人」なんだそうだ」
古処「某カルト国家の洗脳にも劣らねえ・・・!」

蘇部「最近舞城くん、おとなしいねえ」
殊能「・・・なんでも倉知先生に土下座してこれまでの不行跡を詫びたそうだよ」
蘇部「えー、よっぽどこわいことをいわれたのかなあ?」

718 名前:名無しのオプ

戯れに蘇部の名前を各人に当ててみた
殊能健一
舞城健一
(他省略)
「健一」という名前は何の名字にも合って収まりがいい。
ただ「京極健一」というのはあまり合わない気がする。

PS.「殊能王太郎」というのはあまり合わないみたいだ>舞城

719 名前:名無しのオプ
氷川健一・・・美川健一みたいだ・・・
720 名前:名無しのオプ

>718
殊能「ただいま−今日は浦賀商店のおいしいお肉ですき焼きだよ−」
人気アニメ「ソブエモン」を見ていた蘇部が、嬉しそうにふりかえる
蘇部「わあパパ(ママ?)おかえりなさあい」
そしてふたりは楽しそうにおいしい(何かの)お肉を料理しはじめた
舞城「くそっ‥一家団欒なんぞ‥。蘇部めっ明日(小)学校でおぼえてろよ!!」
窓から首を伸ばして舞城が覗いていたのだった‥

てかんじのシングルマザ−殊能一家が思い浮かんだ

721 名前:名無しのオプ
>>720
恐怖から逃れたければ、できるだけ早く、妻の場所に帰らなくてはならない。

722 名前:名無しのオプ
>>720の意図に反して、新婚モノのヤヲイSSに見えてしまうのだが

723 名前:名無しのオプ
同意

724 名前:名無しのオプ
なんでさ。かわいそうな親子に見えるだろうて。

727 名前:名無しのオプ
>722
男同士で結婚できるの?

728 名前:名無しのオプ
一部の国ではできるらしいが‥
っていうか結婚してたらシングルマザ−じゃないな

729 名前:名無しのオプ
>720
「ソブエモン」……漏れも似たようなことを思い浮かべてしまったことが……
マイジョンとその子分サト夫にいじめられたソブ太くんが、シュノえもんに助けを求める話。
他の登場人物として優等生の出来森くん、それからシャワーシーン担当のシナちゃん。

730 名前:名無しのオプ
>出来森くん

ワラタ
ついでに、学園のみなさんが「数取団」やってるとこも想像。

731 名前:名無しのオプ
>>729
ワロタ。サト夫って佐藤かよ!

732 名前:名無しのオプ
サト夫はパーカー着用、シュノえもんはエプロン、マイジョンはバットを振り回し、出来森くんは飛行機に詳しい、と。

733 名前:名無しのオプ
>729
シナちゃんって、高里!?
のぞかれるよりのぞく方専門な気が・・・
ジャイ子は誰?どらみちゃんは?

725 名前:名無しのオプ

高里「はぁはぁ」
805 名前:名無しのオプ

黒田「ところで、蘇部君は結局鼻クソご飯を食べさせられたのかな?」

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