日明「ほほほ、かぐや姫だなんて、美人秘書の私にはぴったりの役じゃない」
乾「……(ホントはただ単に女子がいないからなんだけど)」
日明「でも大丈夫なの? 秋月君みたいな目に遭うのは嫌よ」
乾「大丈夫大丈夫。おじいさんは氷川で、おばあさんは北山だから」
日明「それなら安心ね。じゃ、行ってくるわ」

昔むかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんが山に行くと、一本の光っている竹がありました。
割ってみると、中から可愛い女の子が出てきました。

氷川「た、竹の中から人が……!」

おじいさんは驚きました。

氷川「しかも、あたりに出入りした形跡がない……これはまさに密室……」
日明「ちょ、ちょっと氷川君?」
氷川「いや、これにはきっと論理的な解決があるに違いない。
   ここは僕が得意のロジックを駆使して、この謎を解かなくては」
北山「それは違いますよ、氷川さん」

突然、その場におばあさんがあらわれました。

北山「物理トリックですよ。この背後にはきっと、なにか大きな仕掛けがあるんです。
   生半可なロジックなんか受け付けないような、驚天動地のトリックがね」
日明「ちょ、ちょっと、なにやってるのよ、二人とも」
氷川「なにを言ってるんです北山君。ロジックこそミステリですよ」
北山「いーえ、トリックです」
氷川「ロジック」
北山「トリック」
氷川「ロジック」
北山「トリック」
氷川「ロジック!」
北山「トリック!」
氷川「ろ……」
日明「二人ともいい加減にしなさい!」

高田「ちなみにかぐや姫の謎について知りたい人には、僕の『QED 竹取伝説』がオススメだね」
乾「いきなり出てきて宣伝かよ!」



石崎「これも主役は秋月、のはずだったんだけどなあ。さっきので出演不能だし……てことで乾、おまえ代役な」
乾「なんで俺なんだよ! いきなり言われたって出来るわけないだろ!」
氷川「まあまあ乾君。僕や北山君だって借り出されたわけですし」
石崎「そうだぞ乾。そんな情けないことで俺のツッコミがつとまるか!」
乾「お前らのあれは素だろ氷川! それと何の関係があるんだよ石崎!」
関田「あのー石崎さん。言われたとおりカンニングペーパー作っときましたけど。ヴィッキーのイラスト入りで」
石崎「おー悪いな。ほら乾、ここに書いてあるセリフ読んでくるだけでいいから」
乾「ホントだな? 読むだけでいいんだな?」
関田「行っちゃいましたよ。いいんですか、あんなセリフ書いて」

氷川「あんな、って……一体何企んでるんですか」
石崎「まあ見てろって。会場中大ウケ間違いなしだぞ」
関田「でも客席にいるの、生徒だけじゃないですよ。先生や外からのお客さんだっているんですから」
石崎「げっ。まあ、乾には運が悪かったと思って諦めてもらうか」



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