676 名前:名無しのオプ

年末です。
メフィスト学園の皆は、どんな年末年始を過ごすのでしょうか。
677 名前:名無しのオプ
高里は初夢の内容で今年どのカップリングを推すかを決めます

678 名前:名無しのオプ
>677
その初夢には、とんかつのはさみ揚げ蕎麦とかいう年越し蕎麦と、初詣に行っている間に、何故か一段、赤飯が増えたおせち料理の重箱はでてきまつか?


680 名前:名無しのオプ
(・∀・)

679 名前:名無しのオプ

蘇部『殊能君、僕の初夢に殊能君が出てきたよ!』
殊能『それは嬉しいな。僕はどんなだった?』
蘇部『えっとね。僕が手に桃を持って立ってたらね、』
殊能『うんうん』
蘇部『殊能君が手にバナナを持ってその桃にグイグイ押し付けてくるんだー』
殊能『・・・・・・。』
蘇部『どういう意味の夢なのかなー』
殊能『・・・・・・。』

高里「…という夢を見たわ!」
北山「わけわかんねえよ!」

690 名前:名無しのオプ

私の名前は、積木鏡介。
学園ではナイスミドルという位置づけなのだが、
世間からみたらまだヤングといってもさしあたりないだろう。
さて、去年の話なのだが、密室本という企画のおかげで執筆依頼があった。
そのため、久しぶりに『芙路魅』という作品を出版することになったのだが、
思った以上に売れなかった。困ったものだ。
しかし、出した以上多少の印税が入ってくる。
そのお金で、私は宝くじを20枚購入した。
当たるなんて思っていなかったのだが、
2等――つまり1億円が当たってしまった。
これはチャンスだ。
このお金を使えば、多少なりとも目立つことができるだろう。
しかし――しかしだ。
別にこのお金さえあれば、わざわざ目立たなくていいのではないのか?
そして――黙っていることにした。
そのとき、電話が鳴った。
「あけましておめでとうございます」
その声は森君だった。
まさか、もうバレたというのか。
ものごとが現金であるさまという意味の『森の日記』というのは、
まさに適切であると、思わず私は思った。
謹賀新年
691 名前:名無しのオプ

メフィスト学園に隣接する文三神社は初詣の参拝客でにぎわっていた。

竹「お賽銭をいれてと」(ぱんぱん、じゃらんじゃらん)
竹「うにー、何をお願いしようかなあ」
西尾「JDCシリーズの新刊が売れますように」
竹「もう、いーちゃん、現実的」
西尾「うう、御大のファンが喜んでくれるかがちょっと心配なんだよね」

??「そーのーねーがーいー、かーなーえーてーしんぜーよう」

西尾「わわっ! と、ときめきの神様っ!?」
竹「ときめき?」
西尾「いや、こっちの話 うわっ、まぶし」
ピカーッ
竹「いーちゃん、だ、誰か出てくるよっ」
西尾「勇気の神様?」

702 名前:>>691
そこはかとなく小波ネタが散りばめられている。

そうか維新はその世代だったな…。

692 名前:名無しのオプ

??「セェーリョォーーイーーーーーーーンッ」

西尾「って、御大じゃないですかっ」
赤地に白の水玉な神主衣装を着た清涼院が出現した。
竹「……御大ちゃん、神主さんのアルバイトしてたんだね」
西尾「……巫女さんじゃなくてよかった」
清涼院「セリョッ インッ リューッ スイッ」
西尾「あうう、そんな言葉で紙垂(しで)ふられても」
竹「にはは、ご利益なさそう」

697 名前:名無しのオプ
>>692
>清涼院「セリョッ インッ リューッ スイッ」
ワラタ
693 名前:名無しのオプ

竹「いーちゃん、おみくじしようよ」
西尾「うん。そこの巫女子ちゃん、じゃなくて巫女さーん」
高里「はいは〜い」
竹「わ、しーちゃんなんだよ」
高里「あけましておめでとう。おふたりさん」
竹「あけおめことよろだよ」
西尾「あけましておめでとうございます。巫女さん似合ってるじゃないですか」
高里「え? そうかな」
西尾「ええ、眼鏡っ娘で巫女さんのダブル属性なんてちょっと反則ですよね」
竹「うん、かわいいんだよ」
高里「うーん、でも、蘇部君の方が似合いそうよね。そして、殊能君に神主さん
   になってもらって。舞城君はそうね、教会関係者になってもらって、宗教
   対立をまじえながら…」(うっとり)
西尾「………あの、おみくじ引きますね」
竹「あ! いーちゃん 大吉」
694 名前:名無しのオプ

竹「メグちゃんとひーちゃん発見」
西尾「あけましておめでとうございます。日明さんと氷川先輩なんて
  珍しい組み合わせですね」
日明「あら、あけましておめでとう。べ、別に深い意味はないわよ。
  氷川君が一緒に初詣に行く相手がいないっていうんで、つきあってあげてる
  だけなんだから」
氷川「本当は森さんや高田さんを誘って断られてしまって、腹いせにたまたま通
  りがかった僕を日明さんが無理矢理連れてきたんですけどね」
西尾「氷川先輩、押しの強い女性に弱いですもんね」
氷川「それは……君も一緒でしょう?」
日明「そこ! 男同士で内緒話なんてしない。ほら、行くわよ、氷川」
氷川「わああ、ちょっと待ってくださいよ」
氷川は日明に襟首をつかまれてズルズル引きずられていった。
はつもうで
695 名前:名無しのオプ

竹「ひーちゃんも最近、仲良しのざっきゅんを微妙トリオにとられて影薄かった
  し。意外と嬉しいんじゃないかな」
西尾「でも氷川さん日明女史の尻にしかれそうだね」
竹「うにー、いーちゃんもそういうのが嬉しいタイプ?」
西尾「そうかも」
696 名前:名無しのオプ
えーっと・・・この妙に平和な空気はなんですか?
なんだかものすげー違和感が(w

それともこの後殺人事件でも起こるのか

698 名前:名無しのオプ

なんとも幸福そうな面々を見つめる視線が……
一見好青年ともいえるその風貌に、戦慄のルサンチマンを内包したその男は、棍棒のようにぎちぎちに丸めた「群像」を握り、呟いた。

「こいつらを許すな」

699 名前:名無しのオプ
ユヤタソキターーーーーーー!?
700 名前:名無しのオプ

石崎「今か?700げと!!!!!?」
701 名前:名無しのオプ
>700
 時代は石崎だな。
703 名前:名無しのオプ

西尾「……ん?」
竹「どうしたの、いーちゃん?」
西尾「ん、いや、何でもないよ。それより、人の少ないとこいこうか」
竹「わー、今日のいーちゃん積極的なんだよ」
西尾「人ごみじゃ、どこで知り合いが見てるかわからないからね」
まさに、戯言。
竹に不安を与えないまま逃げ切れるだろうか。
首筋に感じる殺気に、全身から脂汗を噴き出させながら、西尾は思考をめぐらせた。
704 名前:名無しのオプ

竹「うに……」
西尾「うん、どうした?」
竹「ううん、僕様ちゃんちょっと疲れたかも」
西尾「じゃあ、休憩でもするか?」
 そう言って西尾は、やや前方に見えるちゃちな宮廷風の建造物を
指差した。
竹「いーちゃん、品がないんだよ……」
西尾「冗句だよ。僕の冗句は品がないってよく言われるんだ」
竹「だめだよいーちゃん、ひーちゃんパクったら」
西尾「それはともかく、本当に休まなくて大丈夫か?」
竹「う〜ん」
 しばしうなってから、竹は西尾にしがみついて「ぎゅむ〜」と言い出した。
竹「じゅ〜でんちゅ〜」
 屈託ない振舞いで、邪気のない笑みを見せる竹に、西尾の胸は熱くなる。
西尾「ついでに40センチほど下部も強く熱を帯びた……ま、戯言ですが」
 西尾は引き続き思考をめぐらせる。
705 名前:名無しのオプ

(日明と一緒に初詣に来た氷川)

氷川「よーし、今年は目立つぞ。おみくじでも引いて運勢を見るか。」

はたしてその結果は!

706 名前:名無しのオプ


「末吉」 ・・・やはり、そうきたか。
707 名前:名無しのオプ

「充電中だァ〜!? 畜生、次から次へと萌えキャラばかり……」
煩悩を払う除夜の鐘の音も、ラジオから流れる妹の声にかき消され、
佐藤は悶々としたまま一人で初詣に来ていた。
そこで西尾達のラブラブっぷりは、彼の理性を崩壊させた。
「群像」を投げ捨て、パーカーのフードから取り出したのは……
ゴマアザラシのぬいぐるみである。
「本当のテロルはこれからだ!!」
佐藤はぬいぐるみを振り上げ、西尾達に踊りかかった!
719 名前:名無しのオプ
>>707
「ごまふあざらし」だよ〜
708 名前:名無しのオプ

こんなはずじゃなかった。
僕だって、この若さでデビューしたのに。
鳴かず、飛ばずで……
あの西尾維新ばかりがもてはやされる。
何が、京都の20歳だ!
僕とほとんど変わらない年齢じゃないか!
幸い、ここは四方を人の壁に囲まれた、人の密室。
尊敬する御大ネタで葬られるなら、本望だろう。
「これが……戯言ってやつなのかな、ふふ」
僕はひとり笑った。
709 名前:名無しのオプ

他人に認められない事を逆手にとり、存在感を消して西尾に迫る佐藤。
「サヨナラ、人類!」
怒声とともに、振り下ろされるゴマアザラシ。
だが、横から黒い疾風がそれを遮る。
佐藤の腕は止まらない!
黒い男は痛烈な一撃を受け、倒れる。
彼の眼鏡が転がり、参拝客に無感動に踏み砕かれていく。
「貴方は……まだ僕を苦しめ足りないんですか?」
「そんなつもりはないよ。ただ、君の自虐に彼らを巻き込むのは
どうかと思うよ、佐藤君」
黒い男は、フレームだけになってしまった眼鏡を拾い、少し悲しげに微笑んだ。
「Jさん……」

その時、二人の耳に、絹をさくような悲鳴が飛び込んできた。
いったい!?

710 名前:名無しのオプ
>>709
またJかっ!
711 名前:名無しのオプ

いったいだれが!?
そんな事を考える間もなく、人ごみから伸びた腕により、背中を押された西尾は
境内から鳥居に向かう長い石階段を転がり落ちようとしていた。
視界の隅に、悲鳴を上げている竹の姿を捉える。
よかった。
彼女を巻き込まなくてすんだみたいだ。

ならば……問題ない。なにも、問題ない。 後は、はるか下の石畳に叩きつけられるのを黙って待つだけ。

だが、彼の体は地面と抱擁する事はなく、一人の男の手によって
この世界に繋ぎとめられた。

「石階段でステージダイブなんて、ステイツにもいなかったぜ。
お若いの、その無謀さがヤマトダマシイってやつかい?」
バーバリーのトレンチコートをハードボイルドに着こなした男が、
今まさに転げ落ちようとした西尾の腕をつかみ、軽々と引き寄せたのだ。
竹が泣きながら、西尾にしがみつく。
「あ……ありがとうございました。あの、貴方は?」
戯言を吐く余裕もなく、西尾はそれだけをようやくつむぎ出した。
「俺かい? 俺は……」

713 名前:名無しのオプ
うわー、生垣はカッコイイ系キャラでつか
メフィ学にはいなかったタイプだな(w

「フレームアウト」発売後にどうなることやら 721 名前:名無しのオプ
生垣、発売前にカッコイイ扱いだな。
持上げといて落すってヤツだろうか。

722 名前:名無しのオプ
>生垣
319のイメージで書きました。
NY在住で前評判高いって事しか知らなかったので。
でも、この人ハードボイルドじゃなくて、本格なんですかね?

712 名前:名無しのオプ

「そこにいたのか。生垣真太郎」
騒ぎを聞きつけたのだろう、編集者Jが息をきらして走ってきた。
「俺をフルネームで呼ぶなよ。恥ずかしいじゃないか」
西尾を助けたトレンチコートの男、生垣は苦笑した。
「生垣、西尾君を突き飛ばしたヤツの姿を見なかったか?」
「さあね。それより、J。眼鏡はどうしたんだ?」
「ちょっと、アザラシとキスしただけさ。それより犯人を……」
「放っておけよ。全てを解き明かそうなんて、名探偵にまかせとけばいい。
俺やお前の仕事じゃないよ。ほら、日本を案内してくれるんだろう?」
生垣は胸ポケットから煙草を出して火をつけた。
714 名前:名無しのオプ

北山はひとり歩いていた。
失敗した。でも、それを喜んでいる自分がいる。
しかし、気の迷いとはいえ、なんという事をしてしまったのだろう。

後悔に苛まされる北山の肩を、優しく叩いた男がいた。
「北山。……売れなくたって、いいじゃないか。今年こそ、名作をモノにしようぜ」
「石崎さん……僕はとんでもないことを……」
静かに首を振る石崎。
「これから、乾と霧舎呼んで、麻雀しようと思ってるんだが、メンツが足りなくてな。
北山、来ないか?」
「……はい」
北山は、泣き笑いの表情で頷いた。

715 名前:名無しのオプ
石崎が渋い!
今や「エース」と呼んでもいいんじゃない?

716 名前:名無しのオプ
おお、見事な叙述トリックだw

720 名前:名無しのオプ
>>714
石崎に惚れそうです。

731 名前:名無しのオプ

新年麻雀大会結果
石崎 +48
北山 -5
乾  -14
霧舎 -29

石崎「ふふん。今度、綾辻先生と打ってみるかな」
乾「俺、肝心なとこで引きが弱いんだよなあ」
霧舎「そうだ!神社に行ってハニーの巫女姿を写真にとってこないと!」
北山「お餅焼けましたよー」

書き初め大会
717 名前:名無しのオプ

唐突だがメフィスト学園では
生徒の書き初めが廊下に張り出されるらしい
お題は好きな言葉でも今年の抱負でも何でも可

太田「やはり、彼の作品は凄いですね……」
京極「ああ、鬼気迫るものがあるね。何千回、何万回と書かないと、こうはならないよ」

 ツヤマじゃないよ(以下略

古処「津村……(男泣)」

やはり彼の心は叫んでいた

718 名前:名無しのオプ

  すべてが¥になる

京極「うむ、均整の取れた文字といい、墨色の鮮やかさといい、申し分のない作品だ。しかし……」
森 「何か?」
京極「……どうして、プリントアウトなんだ?」
森 「手書きの文字は年賀状の宛名以外書かないことにしてるんです(にこにこ)」

726 名前:名無しのオプ

石黒「山だ……」
そびえ立つ火山を眺めながら、彼は墨をすり続けた。
石黒「やはり、山はいい……」
やがて彼は筆を取り、黒々と一文字の漢字を書き上げた。

  山

京極「ううむ、シンプルにしてダイナミック、素晴らしい。しかし……」
太田「しかし?」
京極「問題は、廊下に入りきらないことだな……」
太田「グラウンドからもはみ出してますもんね……」

727 名前:名無しのオプ

佐藤「僕の抱負はいつも決まってる。『打倒!舞城』だ。よーし」

  打 倒 ! 舞 

ギン! 背中に鋭い眼光を感じ、佐藤は筆を止めた。
佐藤「し、しまった……これが張り出されたら、確実に奴にボコられる……で、でも、もう書いちゃったし……そうだ!」

  打 倒 ! 舞 の 海

蘇部「佐藤くん、相撲はじめたの? すごいねー」
佐藤「違うんだ、違うんだよ……(泣)」

733 名前:名無しのオプ

石崎「書初めかー。お習字なんて懐かしいな。俺、子供の頃苦手だったんだよ」
乾「俺は『新刊』とでも書こうかなあ。はは、ちょっと自虐的か。石崎はなにを書くつもり?」
石崎「ちょっと待て…」

石崎は真剣な表情で半紙に どんぐり と書いた。

石崎「できたよーぱぱー」
乾「上手だねー幸二。でもちょっと ぐ が大きいんじゃないかな」

752 名前:名無しのオプ
>>733
さすが石崎。ネタが古い。

753 名前:名無しのオプ
>752
そのテイストがわかるとは・・・おぬしも石崎ファンの資格充分!

741 名前:名無しのオプ

新年の書き初め

氷川「美しき論理」

黒田「美青年」

浅暮「美酒」

○○「……3バカトリオ」

742 名前:名無しのオプ

新年の書初め

 流 水 大 説 

西尾「あいかわらずだな、御大(笑)」
竹「御大ちゃんの彩文家事件、早く読めますように(ぱんぱん)」
西尾「竹ちゃんっ!?隠れファン!?(汗)」

755 名前:名無しのオプ
蘇部ー!!

756 名前:名無しのオプ
なんだか蘇部が巫女子ちゃん化してないか

757 名前:名無しのオプ
>>756
「っ」?

758 名前:名無しのオプ
確かに「〜っ!」って喋り方は蘇部っぽくない気がする。
蘇部の喋り方はもっとこう、のほほん天然バカ系というかなんつーか。

つーか蘇部&殊能の持ち味は双方とも天然であるがゆえに生じるとぼけた感じだと思うのだがどうか。
最近なんとなく、単なるホモカップルになりつつあるような。まあいいんだけど。

759 名前:名無しのオプ
どんどん蘇部の色に染まっていく殊能が好きだったんだけど、最近はもうこれ以上染まれないとこまで来ちゃったかな。

しかし未だにメフィ学内最強カップルであることは確かでしょう。

760 名前:名無しのオプ
正直、キモい

761 名前:名無しのオプ
時間です

762 名前:名無しのオプ
>>760
激しく!激しく同意!

743 名前:名無しのオプ

そのとき!
御大の半紙が炎に包まれる!
そして燃える!燃える燃える燃える燃える!
メラメラと燃える!

だが、炎をひとりでに治まり始める。
そして、炎は消滅するが半紙は灰になどなっていなかった!
それどころか三枚に増えている!
三枚一続きに書かれてあったのは・・・

 流 水 大 説 は ま だ 何 も 始 ま っ て い な い

西尾「さっすが御大。やることがメタ」
竹「いーちゃん。見て見てー。龍ちゃん描いたんだけど」
西尾「龍ちゃん?龍ちゃん?!まさか!?」

754 名前:名無しのオプ

>>718
蘇部「森くんの書き初めいいねっ! 僕もあれ書こうっと!」
殊能「えっ?」
蘇部の言葉に殊能は息を飲んだ。

殊能(学園の生徒なら、森くんの売上を羨ましく思うのは当然だ。蘇部くんだって人間だから、お金も欲しいだろう……でも)

自分に言い聞かせながらも、殊能は心の底で呟く。

殊能(彼には、そんな現実にまみれて欲しくない……そう思うのは、僕のわがままなのだろうか?)
蘇部「でーきたっ!」
殊能の胸の内も知らず、蘇部は嬉々として作品を書き上げた。

  すべてが羊になる

蘇部「やっぱり、今年の干支はこれだよねっ!」
殊能「……蘇部くん、僕は……そんな君が……」

アーヤのなやみ
681 名前:名無しのオプ

(作家の隠し玉)

悪魔メフィストフェレスを名乗る人物から、メフィスト学園の生徒達に謎の手紙が届く。
それは絶海の孤島に建つ館への招待状だった──
それぞれの受賞作に見立てられ、次々と殺されてゆく生徒達。果たして、メフィストフェレスとは何者なのか?そして残された探偵は、真相を見抜くことが出来るのか?
「メフィスト館の殺人」2003年堂々刊行!(予定)

我孫子「綾辻先生……ネタ切れですか?」

682 名前:名無しのオプ

『メフィスト舘の殺人』推薦文

(前略)――(中略)――世紀の身内ネタでとっくにウロボロスを超えている、と、今更ながら確信。
(後略)――ゆーちゃん、いいじゃん。ユキト氏、一押し。―――濁暑院溜水

暗黒館はいつになったら・・・

732 名前:名無しのオプ

綾辻は職員室で自分宛てにきた年賀状を見ていた。そのどれもに「暗黒館はまだですか?」と書かれている。ここ数年のお約束だった。

綾辻「去年は久しぶりに長編を出したのに、誰もそれについて書いてないなあ。
  ・・・お! 倉阪さんが「最後の記憶」良かったですって書いてるぞ。
  ・・・えっと、次は・・差出人が書いてないな」

年賀状を裏返した綾辻の手が止まった。そこには筆で

  お ま え の ひ み つ を し っ て い る

と書いてあった。

綾辻「なっ!!?」 思わず頭に手をやる。
綾辻「誰がこんな悪戯を!!」



[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析