186 名前: 宝石売りの秋月 投稿日: 03/02/20 21:18 雪の降る町の中を、一人の青年が、マッチならぬ宝石を売っていました。 「宝石はいりませんか。どなたか宝石を買ってください」 懸命に声を張り上げますが、だれも振り向いてはくれません。 「買ってくれた人には、変な渾名(コードネーム)つけてあげますよ!」 通行人は、露骨に嫌な顔をして、避けて通ります。 「買ってくれたら、美人の探偵姉妹を紹介しますよ!」 何人かのキャラ萌えびとが立ち止まってくれましたが、誰かイジワルな人が 「騙されるな、迷宮学の事だ」と言うと、皆がっかりして行ってしまいました。 「探偵姉妹だけじゃなくて、稜子もつけるのに……」 悲しげに呟く秋月。それを聞いて、飛びついてきた人がいます。 「稜子さん!? 大ファンなんです、貴方が作者なんですか!?」 ああ、この人は僕のファンなんだ。秋月は嬉しくなりました。 でも、次の一言で、全てが台無しでした。 「いやー、鏡稜子はいいキャラですよね。となると、あなたがユヤタン?」 秋月は孤独を噛み締めました。 |
187 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 21:33 ああ、そうさ。 僕はネタを書くためだけに、秋月読んださ。 ……うぅ。(泣)
188 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 21:42
189 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 22:00
192 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 22:20 |
190 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 22:01 その頃、浅暮は一人、川でのんびり釣りをしていた。 浅暮「釣り糸を垂らしながら酒を呑みつつ梅を愛でる…いいねェ、最高の贅沢だ」
この所、イベント続きでかなり目まぐるしい日々が続いたため、こんな長閑な時間は久しぶりだった。
浅暮「酒も美味いし…さすが笠井先生秘蔵の品だな。………お、かかったか?」
が、その手に予想以上の力がかかった。竿がしなる。驚いて杯を置き、両手で竿を持つ。 |
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191 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 22:04 浅暮「おいおい、まさか川のヌシでも釣っちまったかね…………ん?」 にやけていた浅暮だったが、ふと鼻のあたりをひくつかせて不審そうな表情を浮かべた。 そしてすぐに、急に白けたような顔になって水面を見やる。水面には少しずつ獲物の影が浮かび始めていた。 一応、もう少しリールを捲いてみる。影が更に濃くなると共に、聞き慣れた『音』が耳に入ってくる。思わず嘆息。
獲物「…セーーー……イーーーーン!……リョーー……ン…!セーーーーーーーーリョーーーーーーーー」
それがまた浮上してくるかと水面をしばらく注視していた浅暮だったが、すぐにはっとする。 |
193 名前: 名無しのオプ 投稿日: 03/02/20 23:03 >190-191 お見事。 途中で恐ろしい真相(wには気がついたが、ぐれさんの無情な一言で禿ワラタよ。 |
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