最初は単なるバカキャラで終わのかと思いきや、かなり手ごわい“キング・ジミー”。
インラインスケートによる絶妙なコンビネーションでの高速移動。
さらに、2号と3号は片手に剣を持ち、すれ違いざまに斬りつけてくる。
そして、上に乗った4号は魔法攻撃と付け入る隙がない。

イシン「これは持久戦になりそうですね」
乾「こまめに回復しつつ、少しずつダメージを与えていこう」
コウジ「くらえ! 水鉄砲攻撃」(シュコ、シュコ、シュコ)
・・・・・・・・・
イシン「2号だけを集中して狙っていきましょう」
乾「そうだなバランスを崩せば、突破口が見えてくるかも」
コウジ「水は補充してあるから、いくらでも攻撃できるぞ」(シュコ、シュコ、シュコ)
そして地面が水浸しになってきて・・・・・・

突如“キング・ジミー”のバランスが崩れた。
ダメージの蓄積してきた2号が水に足をとられたのだった。
コウジ「どうだ、俺の作戦は!」
乾「・・・・・・(いや、突っ込まんぞ、ここは絶対突っ込まん)」
イシン「今がチャンスです。さらに2号に集中攻撃を!」

フォーメーションが崩れてバラバラになったところを、全員で2号のみを攻撃する。
その攻撃により、2号を撃破。
騎馬の一方が崩れたことにより、4人一体のフォーメーションは組むことができなくなった。
しかし!
1号「フォーメーションBだ!」
4号は、1号の肩に両手を置き、3号は4号の両足首を持って上に持ち上げる。
それによって、4号は地面と水平に中に持ち上げられた状態となる。
1号「これでどうだ!!」

乾「これでどうだって、組み体操かよ!」

キング・ジミーはなおも攻撃を仕掛けてくる。
先頭の1号は両手に剣を持っての物理攻撃。
そして頭上に持ち上げられた4号はなおも魔法攻撃を続けている。
しかし、後ろの3号は両手がふさがっているために攻撃に加わることはできない。

乾「フォーメーションBになって攻撃力が落ちたな」
イシン「今度は後ろの3号を集中攻撃しましょう」
一同は先ほどと同様に攻撃をかわしつつ3号に集中攻撃を加える。
そして・・・・・・
乾「よし、3号撃破!」

1号「まだまだ。次はフォーメーションCだ!」
今度は、1号が4号を肩車した状態で、一行に向かって突っ込んでくる。
1号「これならどうだ!!」
乾「いや、どうだって言われても・・・」

肩車というどうしようもない状態ではあるが、軽量化したため高速で疾走するキング・ジミー。
とはいえ、もはや攻撃というよりは高速で走り回っているだけにすぎない。
1号「どうだ。俺のスピードについてこれるか!」

イシン「なんか論点がずれてるんですけど」
コウジ「いろんな意味でついていけんな」
乾「まぁ、あいつらにしてはよくやったほうだ」

すれ違いざま、乾のハリセンが1号の顔面をとらえる。
1号「へぶっ!」
バランスを崩し、そのまま壁に激突する1号と4号。

キング・ジミーをたおした

イシン「意外とまともな戦いでしたね」
乾「あぁ、疲れた」
コウジ「お宝、お宝」
コウジは1号たちが登場した場所を探り、宝箱を見つける。
コウジ「なんだ、この禍々しい像は」
イシン「これがさっき彼らが言っていた“邪神の像”ですね」
乾「これが洞窟の入口の鍵となるって言ってたよな」
一行はキーアイテム“邪神の像”を手に入れた

コウジ「おっ、ここにも何か落ちてる」
乾「なんだ?」
コウジ「ペンキの入った缶だ」
乾「・・・・・・そんなものどうするんだよ」
コウジ「何かに使えるかもしれないぜ」
乾「何に使うんだよ」
コウジ「なんと、水性だぜ!」
乾「知らねぇよ!!」
一行は“ペンキ缶”も手に入れた

乾「でも、この“邪神の像”ってどこで使えばいいんだ?」
イシン「それは聞いてみるしかないですね」
そこでコウジがそばに倒れていた1号を起こして尋問することに。

コウジ「おう、そろそろ吐いたらどうなんだ」
1号「やってねぇものはやってねぇんだよ」
コウジ「いつまで、そうやってしらをきるつもりなんだ」
1号「証拠もねぇのに適当なこと言ってんじゃねぇよ」
コウジ「なぁ、お前も国に両親がいるんだろ」
1号「・・・・・・・・・」
コウジ「お母さんが心配してるんじゃないのか」
1号「・・・うう、お、おっかさん・・・」
コウジ「罪をつぐなって、真人間になってお母さんに会いに行けよ」
1号「刑事さん。お、俺がやったんです!」

コウジ「どんなもんだい。奴が自白したぜ」
乾「なんの尋問だよ! お前も乗ってんじゃねぇよ!!」
乾の強烈な突っ込みがコウジと1号に入れられる。

その後、改めてイシンが“ロンダルキアへの洞窟”の場所を聞き出した。

イシン「これで“竜水”の城へもあと一歩というところですね」
乾「思ってたよりも長かったなぁ」
イシン「とはいえ、まだ城にたどり着いたわけではありません。油断せずに行きましょう」
コウジ「そのとおり。そしてようやく全ての謎が解き明かされるな」
乾「・・・・・・謎って何かあったっけ?」
イシン「・・・・・・・・・」
コウジ「・・・・・・いや、わからん」
乾「言ってみただけかよ!」

一行は“海底の洞窟”を脱出し、次なる目的地“ロンダルキアへの洞窟”へと目指す。



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