海岸のような荒野のようなところである。
 私は女に手を引かれて歩いている。
 今日はお祭りなのだ。遠くでどん、どん、と太鼓の音がする。
 私はこんな齢になってもまだ手を引かれて歩いているのがとても気恥ずかしい。
 でも、私は子供なのだからこれがいいのだ。

 海岸には黒衣の、得の高そうな僧侶が何人も立っていて、手に錫杖(しゃくじょう)を持って、じゃらじゃら、と鳴らす。
 私はそれが面白くて、ついつい見てしまう。
 しかし女はとても嫌な顔をする。
 私は女に謝らなければいけないが、何と呼んでよいのか思い出せない。
 この女は私の母親なのに。

 僧侶たちは錫杖の先に大きな魚を突き刺してそれを高く掲げて喜び始めた。
 でもあれは魚なんかじゃないぞ。
 突き刺さっているのは人間の嬰児(えいじ)なのだ。
 「ジュルリ・・・」

 襖を開けると、妻が新聞を読んでいた。
 「かずくん、じゃなかった巽さん、おはー! よだれが出てるんだよ」
 「・・・夢か」
 「顔中に畳の跡がいっぱいついているんだよ」
 「あの和服の女性は・・・母さんではなく・・・」
 「あれ、まだ寝ぼけてる?」
 「久遠寺涼子だ」


生垣「はい、カーット! Kaz、いい味出てたよ」
竹「んー、ちょっと恐かったかなー」
生垣「さあ、いよいよ次はShinaの出番だよ。用意はいいかい?」
高里「・・・・・・・・・」
霧舎「ちょっと待ったーーー!!」

霧舎「なあ、生垣。次のシーンはいくら何でもマズいだろうッ」
生垣「Oh、Tak! でももう女性メンバーはいないし、女装は荒れるし・・・」
霧舎「こいつなら問題ないだろうッ」
清涼院「リュ?」
霧舎「髪も長いし痩せてるし鬼気迫ってるしッ」

小路「あんなに必死な霧舎さん、久々に見ましたね」
関田「本当に高里さんのことを(涙)」
矢野「篠崎さんが女装だったら−−やだな」

高里「ダーリンったら、こんなに必死に(涙)」
霧舎「(高里さん、君のことは僕が守る)」
積木「なあ、別に清涼院でもいいんじゃないか」
新堂「ガタガタ言う奴は俺に任せろ」
津村「撃って撃って撃ちまくります」
生垣「フム・・・じゃあ梗子役はリュースイにお願いするよ」

高里「ダーリン!」
霧舎「いやいや礼には及ば」
高里「本命は清涼院君だったのね!!」
霧舎「え? え?」
高里「清涼院×霧舎、ああ私ったらどうしてこの組み合わせに気づかなかったのかしら」
霧舎「それはいったい」
高里「関口役、頑張ってね!」

関田「あ!高里さんが僕の(涙)パクってる」
小路「そんなの別にいいじゃないですか」
関田「(涙)を盗るな! (涙)は俺のや! 俺の面白いのやー! 俺の大事なのやー!!」
矢野「関田さん、キャラ変わってますよ」
小路「君も初めて『極限』以外のこと喋ったね」
矢野「あ・・・」




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